ドキュメントが全くなく試行錯誤したものの新しいサーバ上への再構築を断念。
新しいサーバに仮想環境としてまるっと移すことにした。
最初、P2Vでググったら「virt-p2v」というソフトがヒットしたけど、
開発が終了しているようで配布も終わっていたのですぐにやめた。
次にddコマンドで流し込もうとしたものの上手く行かず、
同期から勧められたclonezillaを使ったらビックリするくらいすんなりいった。
下記はその手順。
移行元:CentOS5
移行先:CentOS6
2つのサーバは同じネットワークにいるものとする。
1.OSインストール(移行先サーバ)
① 言語
Japaneseを選択
② キーボード
日本語を選択
③ ストレージデバイス
基本ストレージデバイスを選択
④ ホスト名
ホスト名とeth0のIPアドレスを設定
⑤ タイムゾーンの選択
アジア/東京
+ システムクロックでUTCを使用にチェックを入れる
⑥ rootパスワード設定
※省略
⑦ パーティション設定
すべての領域を使用するを選択
+ システムの暗号化はチェックしない
+ パーティションのレイアウトの再確認と変更をチェック
デバイスは2つともインストール先デバイスにする
・ boot用RAIDパーティションを作成(sda)
+ 作成ボタンをクリック
+ RAIDパーティションを選択して作成
+ 使用可能なドライブにsdaだけを選択
+ 将来のカーネルのアップデートを見越して200MB確保
+ 固定容量(F) を選択
+ 基本パーティションをチェックする
・ boot用RAIDパーティションを作成(sdb)
+ 作成ボタンをクリック
+ RAIDパーティションを選択して作成
+ 使用可能なドライブにsdbだけを選択
+ 将来のカーネルのアップデートを見越して200MB確保
+ 固定容量(F) を選択
+ 基本パーティションをチェックする
・ /boot用RAIDデバイス作成
+ 作成ボタンをクリック
+ RAIDデバイスを選択して作成
+ マウントポイントを/boot
+ ファイルシステムはext4
+ RAIDデバイスはmd1
+ RAIDレベルはRAID1
+ RAIDメンバーはにsda1とsdb1をチェック
+ OK
・ LVM用RAIDパーティションを作成(sda)
+ 作成ボタンをクリック
+ RAIDパーティションを選択して作成
+ 使用可能なドライブにsdaだけを選択
+ 最大許容量まで使用
+ OK
・ LVM用RAIDパーティションを作成(sdb)
+ 作成ボタンをクリック
+ RAIDパーティションを選択して作成
+ 使用可能なドライブにsdbだけを選択
+ 最大許容量まで使用
+ OK
・ LVM用RAIDデバイス作成
+ 作成ボタンをクリック
+ RAIDデバイスを選択して作成
+ ファイルシステムはLVM
+ RAIDデバイスはmd2
+ RAIDレベルはRAID1
+ RAIDメンバーはにsda2とsdb2をチェック
+ OK
・ ボリュームグループ作成作成
+ 作成ボタンをクリック
+ LVMボリュームグループを選択して作成
+ 追加
+ ファイルシステムをswap
+ サイズを4000MB
+ 追加
+ マウントポイントは/
+ ファイルシステムをext4
+ サイズを残り全部
・ GRUBを/dev/md1にインストール
⑧ デフォルトインストール
Virtual Host
+ 今すぐカスタマイズするにチェックする
- リポジトリの選択
デスクトップ
+ XWindowSystemにチェック
+ デスクトップにチェック
3.yum update(移行先サーバ)
4.ネットワーク設定(移行先サーバ)
# system-config-network
> デバイス設定⇒eth0
> 下記のとおり設定
***.***.***.***
***.***.***.***
***.***.***.***
> ok⇒保存⇒保存して終了
②br0設定
# cp -p /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-br0
# vi /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-br0
> 下記の通り記載
DEVICE=br0
TYPE=Bridge
BOOTPROTO=none
IPADDR=***.***.***.***
BROADCAST=***.***.***.***
GATEWAY=***.***.***.***
NETMASK=***.***.***.***
NETWORK=***.***.***.***
ONBOOT=yes
IPV6INIT=no
USERCTL=no
③設定適用
# service network restart
5.バックアップ取得(移植元サーバ)
①clonezillaでCDブート
>Clonezilla live⇒日本語⇒キーマッチをいじらない⇒ディスク/パーティション⇔イメージ⇒sshサーバをマウント⇒[sshfs先に構築サーバの情報を入力]⇒[移植元サーバのIPを入力]⇒savedisk⇒実行
②作業後シャットダウン
6.移植元サーバ仮想化(移植先サーバ)
① ClonzillaのCDをマウント
② GUIで仮想マシンマネージャ起動
> アプリケーション⇒システムツール⇒仮想マシンマネージャ
> ホストを右クリックして新規
> 設定は基本的にデフォルト
起動はclonezillaを選択
ディスク容量は適当に指定
③ clonezillaでリカバリ
> Clonezilla live⇒日本語⇒キーマッチをいじらない⇒ディスク/パーティション⇔イメージ⇒sshサーバをマウント⇒[sshfs先に移植先サーバの情報を入力]⇒[自サーバのIPを入力(移植元サーバのでいい)]⇒restoredisk⇒実行
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