2011年1月26日水曜日

DPIの行方

以前、上司にこの話をしたらおもしろがられ、ちょくちょく聞かれるので、自分用にメモ。

DPIは悪なのか?「ネット全履歴もとに広告」総務省容認 課題は流出対策」について。
http://blogs.itmedia.co.jp/assioma/2010/06/dpi.html

上記のようにDPIは特定個人のネット履歴を収集してその人の嗜好に合った
広告を出すって言うものです。
かなり効果の高い広告を出すことができるので、注目されていますが、
壁はやっぱり個人情報保護です。
システムやってる人間から見れば、個人を特定できるような情報の収集は
まともには取得できないですし、人間が見てわかるようなもんでもないと思いますが、
一般の利用者の方には理解が得にくいことはわかります。

で、気になるのが各社の対応です。

グーグルが追求するコンテクスチュアル・ディスカバリーとは何か?
http://markethack.net/archives/51664049.html

あまり関係ない記事ですけど、Googleは積極的に活用していく、
もしくはすでに活用しはじめているな~と。

ところが、ライバル(というと違うかもしれませんが)の、MicroSoftやMozilaは

次世代Webブラウザに「Do Not Track」機能搭載へ
http://www.publickey1.jp/blog/10/internet_explorer_9firefox_4webdo_not_track.html

それを阻止(利用者の情報を保護)する動きを見せているなぁ~。

結局どっちもユーザのために動いているのは変りないと思うので、
あとはユーザがちゃんと勉強して取捨選択していかなくてはいけない局面ではないかと。

あまりちゃんとした結論のない文ですが、今後「各人にフィットした広告へ」の動きは
加速していくと思うので、DPIがおじゃんになるにしても、
SEとしてどっちに転んでも良いような知識を身につけるべきだと思いました まる